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五柱大明神のある場所から、道路を20m程下って、廃屋の下の里道を山の中へ歩くと、程なく墓地がある。
墓地を通り過ぎて、更に20m程のぼると急な斜面に立派な石積みが目に入る。
石積み伝いに上を見やると石灯籠、仁王石像が並び、最上段に石殿の祠がみえる。
灯籠には、文政元戊寅歳(1818年)と彫られていた。
少々木々によって飲み込まれそうな状態である。調査の結果金比羅さんを祀っている事が分かった。
小さな狛犬が置かれ、祠を守っている。
石殿前には御幣が立てかけられていた。この地区は、住む人はいなくなったが、今だ信仰されお祭りが執り行われている様だ。
また、この右手の急な斜面にも龕祠があるが、形からして、五柱大明神脇の岩壁の薬師堂龕祠と同じものであろう。自然に飲み込まれる寸前の姿であった。 |
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仁王石像 |
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石殿と狛犬 |
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研究会一行 |
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岩壁の龕祠 |
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墓地にたっていた六地蔵 |
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地蔵菩薩 |
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