T-3i 国東半島峯道ロングトレイル T-3 を歩く 2015/1/11

すぐ先の道を右に入る。

道ばたの六地蔵

道ばたの庚申塔と地蔵菩薩

蓬莱温泉橫の稲荷社と龕に並ぶ十王石像

応暦寺前からハジカミ山を望む

応暦寺
太宰管内志

【六郷山諸勤行注進目録】六郷満山中山本寺、山号を大石山、本尊は千手観音、年中勤修・・云云。

【六郷山定額院主目録】大岩屋山院主金剛院ノ徒二十五ヶ所寺多宝院有り云云。

【天明年中六郷山寺院名簿】国東郷大岩屋村應暦寺延岡領青蓮末、鎮守四所権現ノ岩屋、千手観音堂、妙見ノ岩屋、十一面観音ノ岩屋、不動堂云云。

【国人云】此の寺は真玉庄大岩屋村にあり渓流より一町余り登りて寺あり。入四間横六間の堂なり。南向きにして本尊は不動明王なり。前後に松山あり。

是れより一町余り登りて講堂あり。入三間に横四間ノ堂なり。是も南向きして本尊は正観音。また一丁登りて岩洞に千手観音の堂あり。路邊に諸石仏多し。凡て(すべて)林木欝々(りんぼくうつうつ)たり。

常足按ずるに應暦寺の舊跡(古跡)と云うものは今ノ寺より三丁許南にあり、その跡廣し。そこの川ばたにある不動は古の講堂の本尊なりと云う。正月五日の鬼走りも昔は講堂の前にて行へりしと云う。昔の講堂の跡も少し高慮にあり。岩屋岳は今の寺より少し南の上にあり。

さて六郷山はすべて二十一年目に入峯あり(峯入りの事)。この時此の山に来たりて姥が懐(ウバガフトコロ)とて帯をときふろなどに入りて美食する事をもゆるす処なり。

さて此の寺の中興は登慶と云う人なり。其己前は中絶したりしを此の人の時寺を今の地に造れりと云う。登慶は両子寺の順慶法印の弟子なり。

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寺の右手にある羅漢像



十一面観音堂
応暦寺から城前の交差点に向かって歩き、交差点の少し手前の右手に位置する。 詳細は、以下の画像をクリックしてください。


伽藍神様