椿堂 椿堂の縁起(椿堂ホームページより)
椿大師本堂:九州三十三観音第十二番札所、豊後四国八十八ヶ所総本山第四十八番札所、椿観音「善通寺椿大堂」と、弘法大師ご修行の霊窟(椿大師発祥の岩窟)のある第四十九番札所、椿大師「椿堂」が、一つの境内の中にあり弘法大師ゆかりの名刹、西の高野山と古来より称せられ、ご霊験あらたかな椿の観音さま、椿のお大師さまと、全国各地より参詣して香煙の絶え間がない。
椿大師縁起に、「大同二年(807年)に空海(後の弘法大師)が、遣唐使として唐国に渡り、恵果大阿闍利より密教を授かり帰国、約二年間九州に滞在なされ、その間に宇佐神宮(宇佐八幡大菩薩)さまに勉学の御礼参りをされた後、故郷お四国を眺める為に宇佐神宮より当山椿堂に巡錫し、持した椿の錫杖で奥の院のご霊水を、湧き出されたことから、椿大師「椿堂」といわれ、弘法大師巡錫後一千二百年の歴史とともに、国東半島の宗教文化財、庶民信仰の殿堂として参拝者の、家内安全、病気全快、交通安全、厄除開運、諸願成就、ご先祖・水子供養等を毎日奉修、祈願供養の根本道場である、椿堂「遍照院」(椿観音、椿大師の総称)の不思議なご利益は枚挙するにいとまない。