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今年も赤根の神社で大きな松明を人力立て、無病息災・五穀豊穣他を祈念する「ぜんじょう祭り」が行われた。
今年は、集落上手の畑迫にある「古幡社」が会場となる。
この火祭りの神事「ぜじんのうまつり」についての詳細は、昨年の「赤根 ぜんじょうまつり」をご覧ください。
今年は、初日の1日も中日の5日もパスして、当日の取材のみとなった。天気予報は午後から激しい雨との事なので諦めていたが何とかもちそう。
午後6時45分、地区の公民館に到着した。のぞいてみると皆さん腹ごしらえの真っ最中。正しくは神事の前の直会真っ最中。楽しそうな語らいが静かな境内に響いて秋の虫も少し遠慮気味にないている。
「善神王」の旗にお参りした安藤さん(お神楽の主役)が私を見つけてお声掛けいただいた。神楽の始まりは7時半頃との情報もいただいた。
「善神王」は真ん中の旗。古い槍と榊が旗柱に縛り付けてある。御神体は、時折新しい旗に作り替える。新しい旗布を御神体の上に重ね、筆でなぞり書きするそうだ。この費用も結構な負担で、おおよそ福沢諭吉が10人程とのこと。善神王のいなくなった古い旗は、焼却されるそうだ。 |
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古い槍 |
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「長楽無極」の額の下につくられた祭壇 |
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7時15分過ぎ、準備が始まる |
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楽士の鉦は安藤さん |
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祭壇の前で鬼の面を着ける |
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面を着けて、神楽の鬼に・・ |
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祭壇に手を合わせて神楽を舞う |
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神楽 |
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神楽を納め、古幡社へ向かう |
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松明の明かりを頼りに古幡社に向かう |
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20kgを越える松明と旗竿が肩に食い込む。時折交代しながら長い坂道をのぼる。何も持たないTシャツ一枚の私も体中から汗がしたたり落ちる。風も無く、今にも雨が降りそうな湿度の高い坂道はさぞきついだろう。あまりのきつさを冗談でかわそうにも効果はなさそう。出発時は箱を担いでいた安藤さんはどこへ?おおよそ1.4kmほどで古幡社へ着いた。 |
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