目次へ 田んぼの隅っこで見つけた宇宙
sub3-75   2006年7月17日        文字は、の等巾フォントでご覧ください。


暑いアツイ夏がもうすぐやって来ます。
梅雨が明けたとは宣言されまいが強い日差しが何もかも焼き尽くすようにアツイ今日。
何か涼しいことでも無いかとカメラをぶら下げて歩いてみました。

少し坂を下った田んぼの隅に少し水が湧きだして小さな水たまりをつくっている場所があります。
その水たまりにはカエルがいて、そのカエルをつかまえようと蛇が良く潜んでします。
そっと覗いたら、いましたいました、カラス蛇が水にもぐって頭だけ出してカエルを狙っています。

しばらくその体勢でいましたが、私に気づいて畑の中へ逃げていきました。

蛇の去った後に今度はシオカラトンボがやってきました。
ブルーの雄と黄色と黒のい縞模様をした雌です。メスが水面を叩いて産卵しているのを雄がホバーリングしながら守っています。

突然別の雄が現れました。
激しい空中戦を繰り広げます。
あのトップガンをはるかに凌ぐ激しい戦いを見せてくれました。

急上昇に急降下、それも垂直移動に水平移動に急反転にリバース飛行にと、曲芸をはるか
に越えた超超アクロバット。もし、こんなすごい飛行性能を備えた飛行物体が開発されたら人間は乗れないでしょうね。

急な反転、降下上昇の重力変化について行けずに失神してしまう事でしょう。

いやあ、すごい空中戦を楽しませてくれました。
トンボって、人間がとてもマネのできないすばらしい飛行昆虫なんですね。

おっと、話がそれてしまいました。
雌を守るすさまじい争い・・もしも人間社会でこんな事が起きたら・・ゾッとします。

おおっ・・足下がゴソゴソと動くので目をやったら大きな目のイナゴがツユクサの葉に乗っかっていました。
カメラを向けてファインダーを覗くと仮面ライダーの様なすごい迫力で私を睨んでいました。
ちょっと長い顔に硬そうなマスクにトゲトゲした足にサーベルのような尖った触角。そして大きな目。
そう言えば、仮面ライダーはイナゴだっけバッタだっけ?
まあどうでも良いけどすごい迫力だなあ。
圧倒される迫力に負けじとシャッター切りました。
その音に驚いて何処かへ飛んで行きました。
畑の茄子の木へのぼったのかな。


こんな調子で水たまりやその周りの草むらを眺めていたら結構面白い事に気づきました。
狭い空間だが結構な生き物がいてそれぞれ生きています。
まあ、ちょっとした戦争もあって、生きていくための狩りもあって・・・
小さな水たまりが水の惑星地球ってとこかな?
1時間ちょっとこの水たまりでシャッターを切り続けて、気がつけば200枚ちょっとの写真を撮っていました。
薄くなった頭のてっぺんがいい具合に日焼けしただろうななんて思いながら小さな世界に夢中になって、楽しい時間でした。
こんな散歩もイイですよ。