

 |
|
先ずは・・昭和ロマン蔵からはじめよう。
市役所横の駐車場が解放されており、大型バス10台以上、自家用車百台ほどが駐車可能な広さだろう。
今日は大型バスが2台入り、大勢のお客で賑わっていた。
大きな倉庫を改造して昭和のにおいがプンプンする道具や本やおもちゃが所狭しと展示されている。
私も昭和二十年代生まれの人間、記憶に残る懐かしいものに出会えて感激した。
懐かしい・・・
大村昆さんでおなじみのミゼットやローラー絞り機構付の電気洗濯機、リヤカー、オート三輪車、だっこちゃん・・等々、懐かしいものがすべてある。
すべてに目を奪われながら蔵の隅から隅までなめるように見てまわった。
私たちより20歳ほど年を重ねた4人組の女性が楽しそうにのぞき込んでは手を叩いて歓声を上げている。・・思いで深いものを見つけたのだろう。
沢山の懐かしい発見がある場所だ。
そんな展示場の片隅に当時の茶の間があって少々贅沢な電気製品が並べてある。
12万円の白黒テレビや扇風機やラジオ・・・・公務員の初任給が6千円程とあった。
そこの丸いちゃぶ台の前に座って記念写真を撮った。ちょっとだけ、昭和の豊かなゆったりとした時間空間に憧れを感じた。 |
|