sub3-b1e 2014/03/01 奈多行幸会道を歩く−2

田原若宮八幡社
西専寺から300メートルで、奈多行幸会の御一行が休憩したであろう田原若宮八幡社へ到着した。私たちもこの境内をお借りしてお昼にしましょう。
当然、私は、朝安岐のコンビニで買い込んだ鮭と昆布の佃煮が入ったおにぎりとバナナ。デザートはなんだったかな?結構な量で大満足なお昼ご飯でした。

天気予報通り、午後から小雨となりましたが、歩くには支障ない程度です。

さて、田原若宮八幡社とは・・・八幡宮の若宮。八幡神応神天皇の子神である仁徳天皇を祀る。または、本宮から迎えた新宮の意味で若宮とする場合も有る。

この社の詳細は、宮川照子著書「神と仏の里宇佐・国東:昭和60年代の六郷満山文化を訪ねて」に以下のように記載されている。
当社は隼人征伐の宇佐八幡の神軍」に従軍し、神託により、養老七年に創建されたと伝えられる古社で、旧郷社である。






両足山本明寺跡
若宮からは県道のアスファルト道。道脇には急勾配の傾斜地に高い石垣を築いて畑や水田が作られている。立派な石積みに技術の高さを感じる。

こんな景色を眺めながら約1.7km歩くと、道の左側に「本明寺国東塔」の標柱が立っている。ここもしっかりのぼって見る事にする。ここは、両足山本明寺跡。

道から3mほどのぼると、コンクリートではられた場所に多くの石造文化財が集められている。その右手に薬師堂が有り、中を覗くも薄暗くて見えない。薬師如来が祀られているのだろう。

さらに、上にのぼると墓地があり、ここにも古い石造の仏様や五輪塔が新しい墓の脇に並んでいた。