目次へ   第40回くにさき半島春期トレッキング
sub3-91b 2011年4月29・30日 文字は、の等巾フォント(MSゴシック)でご覧ください。

ちょうどお昼に昼食場所の文珠仙寺に到着。
秋吉住職と可愛いお孫さんが私たちを迎えてくれました。

秋吉文髀Z職が杖をついて不自由そうに歩いています。どうしたのかと尋ねたら、竹藪の後始末中に足を火傷をたそうです。

可愛いお孫さんの元気に遊ぶ様子を目を細めて眺めているのも楽しい時間の過ごし方かも知れませんね。

さて、大きな鐘楼の近くで弁当をいただけるそうです。早速、講堂の前を通って、弁当に向かいましょう。

鐘楼の前に着くと、なんと、盛大なおせったいで迎えてくれました。

先ずは、パシフィックブルーの料理長が腕を振るったケーキです。デザートが先になりましたが、とても美味しくいただきました。続いて、プリンをいただきました。なにやら、ほのかに椎茸の香りがします。もしや?・・おや、おや、椎茸栽培の中野さんがいらっしゃるでは無いですか?そうか、椎茸の粉末を使った「椎茸プリン」ですね。これも美味でした。

先行したデザートに続いて弁当です。これもなかなかのボリュームで、空きっ腹を十分に満たしてくれました。

さらに、食事のあとはアイスクリームまでいただきました。アイスクリームの上には、なにやら茶色い粉が・・・なんと、ひまわりの種を絞った滓を粉末にしたものだそうです。さらに、ひまわりの双葉をあしらってありました。とてもさわやかで美味しくいただきました。

昼食のあと、文珠仙寺の奥の院で、ちょうど行われている「秘宝 文珠菩薩の御開帳」の文珠菩薩像を拝み、このコースの開拓者であった故虎熊氏、並びに、2010年峰入り行に、78歳の最高齢で参加満願を果たし、本年正月に急逝された寺尾さんの冥福と、参加者全員の無病息災を祈祷いただいた。

そして、午後のコースに向かって元気よくスタートしました。午後は、文珠仙寺下から殿様街道を通り、山口池下に出て、岩戸寺、五辻不動を経由して、今日の宿泊地である赤根の渓泉へ向かいます。


山口池 ガイヤ橋(石橋)

岩戸寺

岩戸寺に到着しました。今日は、私たちのために住職のお母さんが迎えてくれました。お茶や手作りの美味しい梅干し他をいただきました。

境内で腰を下ろして休む人、元気に講堂まで足を伸ばす人・・・

私は、疲れた足を休めるために、どっかり重い腰を地べたに預けて、背中を鐘楼の柱に預けていただいた梅干しの種を舐め続けました。

寺の前に大きなテントがけがありました。中は、この寺の講堂前にあった国東塔の修復をしているのだそうです。


馬の背をのぼる

さあ、本日最後の難所を目指して出発します。
峠をひとつ越えて、五辻不動を目指します。

トレッキングコースの為につくられた休憩小屋を経て五辻不動尊下の馬の背と呼ばれる急なのぼりの尾根を這い上がって・・・・

途中、狸に逢いましたが、相手が私たちを観察している様子でした。全く動じることなく私たちを見送ってくれました。

それにしても、この急な馬の背は心臓破りの難所ですね。私の心臓は少し破れたのかも知れませんが、まわりの皆さんは笑顔の余裕で上って行かれました。

五辻不動尊へ続く馬の背 あと一息で五辻不動尊です。

五辻不動尊

本日最後の難所をクリアーして五辻不動尊へ到着しました。

全員で五辻不動尊の不動明王へここまで無事にこれた事を感謝してお参りしました。

ここからの絶景は言葉では言い表せません。是非是非自分の足でのぼってみてください。

周防灘に浮かぶ姫島も、国東半島の緑と周防灘の蒼のコントラストも超絶景です。地球が全部見えているんじゃないだろうかと・・・思えるほどです。

五辻からの眺望

五辻からは、五輪塔群・三稜石(仁聞菩薩の墓)、仁聞国東塔、弘法堂跡、旧千灯寺奥の院、阿弥陀来迎図壁画、枕の岩屋(仁聞入寂の岩屋)、を巡って、旧千燈寺跡の仁王さん、西行戻し宝篋印塔、地蔵菩薩石像、石塔、石塔婆、菊の文様と十字架の文様が刻まれた五輪塔などを観ながら伊美川へと下って行く。

リュック入れたペットボトルの水も殆ど飲み干した。喉が渇くも水はない。もうすぐゴールが待っている。頑張って歩こう。

伊美川を渡る橋から川をのぞくとハヤが沢山泳いでいる。小石を投げたら集まってきて、餌ではないとわかるとサーッと散っていく。

川向こうに迎えのバスが止まっている。
今日の行程はここまで。残るは気持ちいい温泉と夕食である。


夜は、楽しい食事と語らいが時間を忘れさせてくれました。

今回が40回だそうですが、全回参加の方も・・・
私は初回でが、次回41回目は参加したいと思います。
さて、明日は、どんなコースが待っているんでしょうね。是非とも良いお天気で逢って欲しいと願います。

良い温泉で癒やされて、皆さんの元気をいただいて、明日も頑張ろう。