usa8-6c.html  第6回「八幡文化を訪ねる旅」  薦神社仲秋祭 202年9月15日
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沢山の露天が並び、大勢の祭りを楽しむ見物客で賑わっています。美味しそうなイカ焼きやお好み焼きやたこ焼きの匂いが漂って来ます。 御神体を三つの御神輿に移して、頓宮(御旅所)まで御神幸します。練習を重ねた若者達の担ぐ神輿の練りが一番の見所です。夜も更けて、御神輿行幸の始まります。


行幸の先頭は、潮振り(頓宮までの行幸の道を塩水で清める)と聞きましたが、既に通り過ぎたのでしょうか、その姿を見る事は出来ませんでした。

私たちが行幸の沿道に着いたときは、リヤカーに花笠を飾り付けた賑やかな山車が出発して行く所でした。

山車は子供達だけのものもありました。内部からライトアップされ、とても華やかに演出されていました。祭りの法被を着た子供達は早くから練習をして今日を迎えたそうです。


三基の御神輿の練りが始まりました。先頭の御神輿には応神天皇(八幡神)、二番目の御神輿には比淘蜷_、三番目の御神輿には息長帯比売命の御霊がのっています。

元気の良い若者達20人程で御神輿を担ぎ、練ります。リーダーと思われる音頭取りの指示に従い、右に左に回転したり、重い御神輿を両手で突き支えたり肩におろしたり・・機敏でダイナミックな練りを披露してくれました。

お祀りを通じて町内の人間関係がつくられていくように感じました。人間関係をつくるこんな機会がどんどん減っていく中、羨ましい気がしました。

横向いて、 上げて!

肩までおろして!




突き上げた神輿の下を走り抜ける子供達・・無病息災の神事です。
次の世代をこの子達がつないでいく事でしょう。

最後は、池永孝生宮司が御神輿のあとに続いて御旅所
へとむかう。宮司は御旅所で神輿と共に一泊する。

私たちはこれで見物を終えて帰路につく。
祭りはまだまだ続く。