御祭神
多紀理毘賣命(たごりひめのみこと)・・宗像三女神の一柱、日本書紀では田心姫(たごりひめ)。別名奥津島比売命(おきつしまひめ)。日本書紀第三の一書では、別名市杵嶋姫(市寸島比売・いちきしまひめ)。
譽田別命(ほむだわけのみこと)=應神天皇こと八幡大神
息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)=神功皇后
足仲彦尊(たらしなかつひこのみこと)=仲哀天皇
大鷦鷯尊(おほさざきのみこと)=仁徳天皇
弟日賣命(をとひめのみこと)
大葉枝皇子命(おほはえのみこのみこと)
小葉枝皇子命(をはえのみこのみこと)
根鳥皇女命(ねとりのひめみこのみこと) |
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武内宿禰命(たけうちすくねのみこと)
猿田彦大神(さるたひこおほかみ)
八重事代主神(やゑことしろぬしのかみ)
田染元宮八幡社は、平安時代後期以前に田染(たしぶ)郷に宇佐神宮の荘園「田染荘」が成立した時、「田染郷の鎮守」として宇佐神宮から勧請したと伝えられる。
御祭神の一つに田心姫命が単柱でお祀りされている。一般的には、宗像三女神として三神を祀る。
当初は、比賣大神の田心姫命・湍津姫命・市杵嶋姫命の三柱ともお祀していたが、観応2年(1351年)、当時の神主だった重輔郷司民部左衛門爵景永に神託があり、湍津姫命(たぎつひめのみこと)を田染間戸に遷座し「二宮」(二宮八幡社)と称し、市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)を田染稲積に遷座し「三宮」(三宮八幡社)と称し、三社合わせて『
田染三社 』としたと伝えられる。 |