honda-am.html ＨＯＮＤＡ　スーパーカブ　Ａ-Ｃ５０型 2016/06/14
	リフレッシュ
	・ハブの磨きと再塗装 スポークを取り外したハブは、オイルシールを取り外して、ベアリングの状態を診断する。（プライヤーの柄の部分でこじり取る） 今回は、１号機２号機とも問題を感じなかったのでそのままとし、これからの作業で水の侵入を防ぐシールを行う。 紙やビニールテープで蓋をし、木工用ボンドを塗って乾かした。 この状態で、油をアルカリ系洗剤で洗い、塗装剥離剤を塗装面に塗り、ワイヤーブラシで書き落とし、サンドペーパーで酸化被膜を削り落とした。 塗装前の処理としては、下地を綺麗にする。（砂目や巣や肌荒れは徹底的に削り取っておく）エッジをなるべくならしておく。道具は、リューターなどを使う。 塗装用のマスキングとして、ブレーキのライニング部を覆う。 シリコンオフで塗装面を拭き、ミッチャクロン、プラサフ、色塗料、クリアと塗装する。
	ベアリングの防水（厚紙で蓋をし、木工ボンドをしっかり塗る）	ベアリングの防水（ビニールテープで巻き、木工ボンドを塗る）
	表面塗装剥離・磨き	表面塗装剥離・磨き
	表面塗装剥離・磨き	塗装後
	塗装後	塗装後
		・スポーク取り付けと触れ調整 手順は後輪に同じ・・・フォークをリムに合わせたら、ニップルを同じ量となるようねじ込む。スポークとリムの加工精度は０．１mm～０.３mmとすれば、スポークのネジピッチが０．５mmとすれば、１回転も差が無い計算となる。だから、同じ回転数だけニップルをねじ込めば回転軸に対して、外形の触れ誤差は無視でき、リム中心のブレを調整すれば良い事となる。 この理屈に基づいて作業をし、１号機は、振れがほとんどない状態で仕上がった。２号機もほぼ満足の行くレベルだったが、さらに追い込んで見たらほぼ触れ無しとなった。 調整後は、しっかりニップルを増し締めして完成とする。 ※調整完了増し締め後、スポークに手で力を加え、さらに緩みを確認してニップルを締める。もしくは、５km程度走行後に再度増し締めをする。 ゆるいと危険だが、締めすぎないように注意。 リムベルト、タイヤ、チューブを組み込んで終了。