honda-an.html HONDA スーパーカブ A-C50型 2016/06/14

リフレッシュ

・フロントフォーク 
結構錆びてはいるが、程度は非常に良い。

まずは、ステアリングシャフト部に傷をつけ無いようマスキングをして、塗装剥離剤で塗装を剥がす。

ワイヤーブラシとサンドペーパーで錆を落とし、落としきれない錆部には、黒錆置換剤を塗る。これは、赤錆を黒錆に化学変化させる水性塗料とあるが、とりあえずその効能を信じる事とした。

この塗料を使わないとしたら、サンドブラストだろうが、投資が高額になる。

電気ドリルにワイヤーブラシを取り付けて磨きまくった。

30数年前の溶接技術はこの程度だったんだろう。結構雑に感じる。溶接時に発生するボールが沢山みられる。

袋状の内側も結構な錆だが。棒にサンドペーパーを巻いて可能な限りの錆落としを行った。ここも最後は黒錆置換塗料に頼った。








黒錆置換塗料を1日以上乾燥させ、表面を1000番程度のペーパーで均す。
ミッチャクロンを塗り、乾燥後プラサフを2度塗りする。

1500番の耐水ペーパーで軽く水研ぎする。
※小さな虫やごみはこのペーパーでこすり取る。

たまたま手元にあった赤を下地に塗ってみた。その上からワインレッドマイカを塗装。これも2度から3度吹きし、クリアーで仕上げる。ここは2液重合のクリアを塗るが、とりあえず1液のクリアを吹いておく。

後日、ガソリンタンクに2液重合のクリアを塗装する時に最終のクリア塗装を行う。

内側の塗装が結構難しい。

艶は、下地も磨きと吹き付ける度胸が必要。しっかり目視しながら、塗装面に霧が付着し、徐々に大きな粒になったところでやめると、その粒同士がくっついて平滑な塗装面となっていく。やりすぎると垂れ始める。





・スイングアーム

部品を取り払い、洗剤で油分と汚れを洗い流す

塗装剥離剤で塗装を塗り、しばらく放置後、水を流しながらワイヤーブラシで塗膜を剥がす。

錆部分をワイヤーブラシとサンドペーパーで落とし、落としきれない錆を黒錆置換剤を塗って一日乾燥させる。

ネジ部や穴をマスキングする。

外観面のみ1000から1500番のサンドペーパーで軽く均し、プラサフを塗装する。

乾燥後色を塗装し、クリアーで仕上げる。色もクリアーも2度から3度ぬる。※スプレー缶の場合、塗膜が薄いのでなるべく2度から3度塗る。