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honda-ae.html |
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HONDA スーパーカブ A-C50型 |
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2016/06/14 |
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リフレッシュ |
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・ガソリンタンク
錆びは想像を絶するほど出てきたが、穴は開いてないようなので一安心。
外観を仕上げるまでは、ほどほどに内部の処理をしておく。
定番の酸が効く「サンポール」を1本タンクに投入し、水を満たしてひと晩から二晩放置して水洗し、アルカリ系洗浄剤で中和後に、再水洗し素早く乾燥しておく。
IHクッキングヒーターを使用し、タンクの温度を一気に上げて乾燥させた。
ガソリンが入っていた場合は、この処理の前にアルカリ系洗浄剤でガソリンや油分を落としておく。
本格的な内部の錆処理は、外観塗装後に、ガソリンを入れる直前に行う。 |
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タンク内部の錆状態 |
とりあえず酸洗いで錆を大雑把に落す |
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錆をサンドペーパーやワイヤーブラシで
落とし、残った部分に黒錆転換剤を塗る |
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タンクの下面はさほどの錆が無いので、錆部サンドペーパー
で落とし、黒錆錆転換剤を塗る |
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黒錆置換剤を塗り、1日乾燥させ、塗装下処理として、800番サンドペーパーで全面を軽く平滑にする。
シリコンオフで拭き上げ、プラサフを塗装する。塗装後2時間ほど乾燥させ、1500番のペーパーで表面を均し、再度プラサフを塗装する。
2時間以上乾燥させ、表面のザラツキを1500番のサンドペーパーで均す。
続けて、今回は、メタリックの「ワインレッドマイカ」を塗装した。タンクは、見えなくなってしまうので、練習に丁度いい。それでも、2度塗りし、極力塗装膜厚を稼ぐ。缶スプレーは塗膜が薄く、膜強度が得られにくいので、なるべく塗り重ねる方が良い。
塗料が乾ききらないうちにクリアーを塗装する。メタリック塗料の場合、クリアーは必須で、ガソリン対策を考えるとエポキシ系の2液重合型のクリア塗料を塗るべきだが、とりあえず1液性のクリアを塗っておく。
エポキシ系のクリアは高価で、使い始めると一日しか置けない。その他の部品とまとめて後日塗装した。 |
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プラサフ塗装 |
カラー塗装・クリア塗装/1号機 |
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カラー塗装・クリア塗装/2号機 |
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塗装時は、タンクの底にあるホース接続口とタンク上面のキャップ部とガソリンメーター取り付け部をマスキングする。私は、布製ガムテープを使用した。
マスキングは、なるべく最小限の面積となるようにするとよい。
タンク内部の錆処理
塗装完了後、5日間ほど乾燥させ、底部のホース接続部にビニール袋を3重以上を被せ、輪ゴムで強く縛る。または、ガソリンホースを使って栓をする。
タンク上面が水平になる様に置き、10~20倍に希釈したタンク錆取り剤液を満たす。なるべく泡を発生さえ無いよう静かに注液する。タンク内部の錆と反応して泡が出るので、その泡を追い出すよう液を足す。約10時かんほどこの状態にして、その後排液し、新しい10~20倍希釈液を1リットルほどタンクに入れ、内部をまんべんなく洗浄する。
排液し、内部の液を可能な限りタオル等で吸い取り、IH調理器にのせ、乾燥させる。ドライヤーでも可。※完全に乾燥させること。 |
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Rust Remover 株式会社エーゼット 商品説明書き転記
10から20倍に希釈して、1時間から24時間浸漬後、水洗いし、素早く新液の希釈液に浸漬後乾燥させる。24時間以上浸漬しない事。
これは、バイクのガソリンタンクの錆取りに関する説明書き。
さて、その他部品の錆取りに使ってみた。錆びた鉄部品をサンドペーパーで磨き、浸漬放置してみた。
希釈は20倍から30倍程度。かなり酷い錆部品を24時間以上浸漬してみたが、かなり綺麗になった。
その後、自然放置で乾燥させたが、かなりい感じになった。その上にプラサフ塗装してカラー塗装した。ビス類は、頭をクリアコートすると錆びにくい。
また、液はそのまま使い続けて、どす黒くなっているが、結構使えた。
小物部品はペットボトルの上を切った容器に液を入れて浸け置きした。比較的大きな部品は、厚手のビニール袋に液と部品を入れて浸漬放置。少量の液で大きな部品が処理できる。
結構なすぐれものと感じた。似たような物が販売されているがモノタロウが比較的安価に購入できた。 |
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