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2013/6/2 |
信州小谷村 「塩の道を歩く」 |
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6月1日
昨夜は、暑くて、さらに羽毛の布団で、その上、国道側の部屋だった為に一晩中大型車両の走行音で熟睡が邪魔された。
やや、不機嫌な目覚めで迎えた6月1日。今日は「第5回ロングトレイルフォーラム ロングトレイルと南北塩の道 350kmフォーラム in 信州小谷」が午後から開催される。
さて、午前中はのんびりと宿泊所の周辺を歩いてみよう。
目の前は、姫川が流れ、その向こうにはJR大糸線が走っている。 |
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姫川 |
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大糸線と姫川 |
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大糸線 向こうは南小谷駅方向 |
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国道と姫川と大糸線を越えて、県道330号線をのぼってみた。県道330号線は、JR大糸線の中土駅近くの姫川第三ダムから、奉納温泉までの8kmを結ぶ。
のんびりと景色を眺めながら急な登り坂を一歩一歩のぼって行く。道ばたには多くの花が咲き誇っている。姫川の水音と小鳥のさえずりを聞きながらのぼって行くと、左手に神社があった。ちょっと寄り道して行こう。
説明書きには、長野県天然記念物 石原白山社の大杉 昭和四十年四月三十日指定
杉は日本特産種で本州青森県南部以南の各地に分布し銘木巨木がきわめて多い、国の指定だけで四十件にも達し本県内の二件が含まれている。
県内にはこの他目通り幹囲七メートルを超えるものだけでも二十本近く知られ、そのうちこの木は三位を占めるものの一本である。
目通り幹囲 十二メートル
高さ 四十二メートル
平成三年七月壱日
長野県教育委員会・小谷村教育委員会・所有者石原集落とある。 |
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境内は、鬱蒼とした鎮守の森野中の空間となっている。巨木の杉がその存在感を示し、ご神木としての威厳を感じさせる。
境内には、質素なお堂が建てれており、庚申等他は祀られている。
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バスは、村営 |
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きれいな花が咲き乱れる小谷村石原地区 |
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山の頂の残雪 |
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高い山、深い谷の集落 |
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おおよそ1km程のぼってきたが、急な登り坂で足が限界となる。
畑で農作業していた同年配くらいの村人に声をかける。
見ず知らずの怪しい私に気さくに対応していただいた。
歳は、私より少し上の65歳。この村に生まれてこの村で農業をしながら生活しているそうだ。
へんぴな村だが自然環境と景色は良い。されど、冬の雪は村を閉じ込めてしまう。そんな冬の生活は、スキー場のリフトの仕事だが、近年スキー客が減って心配している。また、冬場以外の百姓仕事も、放棄耕作地の増加で、熊や猿やイノシシの出没が多くなり、農作物が食い荒らされれ、収穫も期待できなくなってきたと嘆いた。
跡継ぎも、明日への期待が持てないこの村には残ってくれない。村の人口はどんどん減少をし続けていると話してくれた。 |
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