目次へ    sub3-52  2004年8月10日
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しばらく更新が滞っていたぶらり散歩。
今日は国東半島をぐるりと巡るR213沿いに港を巡ってみました。

ただし、スタートが午後2時となったため、青い海とあおい空は太陽を背にした国東半島の東側でしか期待できません。

それでも。西の豊後高田からスタートとしました。
東の方向は鮮やかな色彩が得られます。
先ずは青空と田んぼの緑でワンショット・・

真玉海岸

夕陽百景で有名な真玉海岸ですが、今日は満潮でいつもの砂に刻まれた波の文様は見られません。
遠くに国見山や太平山あたりの山並みが遠く霞んでいました。


竹田津の港

殆ど通りのない道路をゆっくりと景色を楽しみながら左回りに進む。

途中、臼野や堅来、松津や香々地の港に立ち寄るが、光の加減が今一のためにシャッターを切っては見るが夏らしい写真にならない。

竹田津の港でやっとイイ夏の色を捉える事が出来た。
ここは国見町と山口県徳山市を結ぶ周防灘フェリーの港である。


フェリーの脇で釣り人発見。
近寄ってみると顔色を変えて釣り糸を引いている。

なんと立派なタコを引き上げた。
餌はゴムのような柔らかい真っ赤なカニの模型。疑似餌とでも言うのでしょうか?

そいつに付けた大ざっぱな返りのない針にタコ君が引っかかってあがってきました。

墨は海中で吐いてしまったとみえて、吸い込んだ海水を必死に吐き出していました。
つり上げたお爺さんは満面の笑みでした。



国見町の権現崎

ここからの姫島は手を伸ばせばとどきそうに
みえる。
周防灘に浮かぶ姫島をもっと大勢の皆に見てもらおうと、海の中に巨大な展望道路を設けた。

早速立ち寄ってみたが、素晴らしい景色が広がる。
姫島からうち寄せる波の音を聞きながら青い空と海を満喫できる。


国見町長瀬−1

漁港の名前は調査中です。
長い石積の防波堤が海に伸びてなかなかの景観をみせている。
数年前にその先にコンクリートの突堤が継ぎ足されて大きく景観を損ねたが、それでも素晴らしい。

ごつごつした石の上を歩きながら素晴らしい景観を楽しもう。
突堤では、夏休みの親子がサビキ仕掛けで小アジ(ゼンゴ)釣りを楽しんでいた。



熊毛港

ここにも見事な石積みの突堤がある。
残念な事にその姿は残しているが、新しい突堤がコンクリートで建設されて、その役割は新しい突堤に代わった。

ここも小アジ釣りでにぎわっている。
こませ籠にオキアミを入れて、その上に擬餌針を10本ほど付けて素早く沈める。
小アジが散らばるオキアミに群がって擬餌針をオキアミと間違えて食らいつく・・・
結構釣れてました。



国東町江尻海岸

ここから富来の町が水平線に沿ってみえる。
透き通ったコバルトブルーの水が空の青をより美しくみせている。

国東半島特有の砂鉄を多く含んだ黒い砂が白い波頭に強いコントラストを与えている。

この海岸線に沿ってサイクリングリロードが走っている。
国東町のサイクリングセンターで自転車を借りてぜひともこの素晴らしい景色を楽しんでいただきたい。


国東港

今日はここまでとしましょう。
そう思って港に車を乗り入れると、多くの太公望がゼンゴ釣りを楽しんでいました。

軽トラの影で熱心に竿を上げ下ろしているお爺さんの釣果は100匹前後・・ゼンゴ?

唐揚げにするのに丁度良い大きさです。
南蛮漬けでも良いかな。

私もやりたくなりましたが、また今度にしましょう。