目次へ 武蔵町 sub3-07   2000年12月16日


蔵川の河口に集まる商業地域と漁業の町ある。
武蔵漁港は国東半島では最も魚の水揚げの多い漁港と聞く。
今日は武蔵町を歩いて見ました。旧まるしょく駐車場へ車を止め、武蔵町商店街方向へ。

最初に目に飛び込むのは「居酒屋小次郎」、武蔵町の小次郎?結構ユーモアたっぷりのネーミングですね。

道路を挟んでその向かいが焼き鳥の「鳥松」。そこを過ぎると武蔵川・・その橋のたもとに老舗の「橋本屋旅館」。その交差点を海方向に曲がったらリヤカーの魚行商のおばあさんとお客のおばあさんがひなたぼっこ中でした。さらに少し歩くと昔映画館だった古い建物が有りました。入り口に入場券を売る小さな窓がとても懐かしく感じました。

そこから元の交差点に戻り、川の上流方向へ・・昔からずーとここで商売を続ける老舗の味噌醸造のかねまつ、自転車屋、大谷医院・・この町で育った人たちには懐かしい宝物でしょうね。・・

昔映画館とおぼしき建物。空き家続きの路地がやや寂しい感じですが、人通りの無い道を一人で歩いているとタイムスリップしたような気持ちになります。

映画館跡の入り口にある切符を受け取る小窓がタイムマシンのスイッチじゃないかと思えます。
リヤカーで魚を売り歩くおばさん。このごろのリヤカーは小さくなりました。
新鮮な魚満載でしたよ。

武蔵漁港は一年を通して太刀魚が水揚げされます。

私が子どもの頃はたいそう賑やかな町並みだったと記憶している。

新年の書き初めにはこの商店街に習字の道具を買いに来た。もちろん、書き初め大会もこの町に出かけてきた。

中学に上がった頃には剣道の道具や柔道の道具を売る武道具店もあって、自転車に乗ってここまで来た記憶がある。
それから40年ほどの時間が流れて、この通りも旧道とよばれるようになり、残る家並みだけが当時の賑わ
いをおもわせるのみとなった。

武蔵町古市のバス停です。
なんかトトロのバス停ふうでは。・・
今夜あたりトトロが立っているかもしれませんよ。
タバコやさん・・・光やしんせいはありません・・でも、ありそうな雰囲気でしたよ。