目次へ ・・・ 安岐商店街/安岐町 ・・・・ sub3-02   2000年7月16日 

安岐・・安岐町の商業地域?と言えるほどの規模では無いが、他に商業地域は無い。
私が子供のころ、安岐町の経済は林業と七島イ草と肉牛肥育とミカンと煙草が支えていた。そのころの商店街は、この安岐商店街と小川商店街で二分していた。どちらかと言えば小川商店街の方がにぎわっていたように記憶している。小川商店街には映画館が2軒、パチンコ屋が1件、布団屋、菜種油屋、もあった。少年時代の私にはとても賑やかな商店街であった。
時代は農業から商工業へと変化し、農業収入の減少や現金収入を求めた離農の影響を受け、商店街も元気を無くしていった。
そして、1973年(だったかな?)大分空港が開港し、また国東テクノポリス構想による企業進出が安岐町のにぎわいを少しずつ取り戻している。そして、今度は空港に近い安岐商店街が優勢である。
そうは言っても安岐町の総人口は1万人満たない。その上、自動車の普及で近隣の杵築市や別府市の大規模商店へと流れてしまう。このような状況だから、やや持ち直したものの・・はなはだ寂しい商店街である。きょうはこの商店街を歩いてみた。
 
安岐商店街のメイン通り。昔は杵築から国東町の間に軽便鉄道が通っていた。安岐にも軽便鉄道の駅があった。その名残で、駅前通りと呼ばれている。
安岐から両子山方面へ向かう街道。昔は軽便鉄道で運び込まれた生活物資がこの街道を伝って小川商店街へとのぼって行ったとおもわれる。
安岐の地にも伊能忠敬が立ち寄った。写真右手前に伊能忠敬が宿泊したとされる旅館跡の石碑がたてられている。「宿泊本陣福力屋渡邉家跡」とある。文化七年(1810年)
安岐商店街で唯一?特産おみやげの買える店・松村万寿堂(お饅頭&ケーキ)
割烹平野屋です。カワハギ料理がお勧めです。昼のフルコースが特にお勧め。
割烹太喜・・オコゼの刺身・肝を溶かした醤油でいただく。
・・涎物ですよ。・・要予約
安岐漁港・安岐町の台所を支えている。日曜の朝には鮮魚の販売も行われる。
安岐川の河口・・橋の左手が大分空港
野菜は自給自足大半のこの町で頑張る八百屋「別所商店」・・