目次へ   上香々地石像文化財探訪-1
sub3-93c 2011年12月12日 文字は、の等巾フォント(MSゴシック)でご覧ください。

磨崖庚申塔

堂園(どうぞの)の隈井店から左手の道を上り、おおよそ2百メートルで川を越え、左手の山沿い方向へ田んぼの中の道を進む。
水路の上へ上ると、大きな自然石に青面金剛の庚申塔が彫られている。
磨崖庚申塔である。青面金剛の頭にはドクロが三つ彫られ、足元にはサルの顔が同じく三つ線彫りされている
。一般的な青面金剛は、憤怒の顔で描かれるが、実に穏やかな顔に見える。

この右わきには文字庚申塔他二碑が見られる。

ここでは、国見町ボランティアガイドの堀田さんが、庚申信仰について詳細な説明をしていただいた。

見事な滑舌と内容の深さに拍手喝采だった。

時間は12時ちょうど。今日の探訪はこれでお開きとした。  皆様お疲れ様でした。


是非、近近に第2回を開催したいと思います。今日参加できなかった、元浦さんも、次回は是非御参加ください。


磨崖庚申塔を少し画像で観察してみよう。カラー情報を破棄し、少しコントラストを上げ、陰影を強調してみた。

頭部には、ドクロらしきものが三つはっきりと見える。

右手には金剛杵のような棒、左手には先のとがった三角形の槍が見える。右肩あたりから二本目の右手が伸びているが途中で折れている様にも見える。左手も後にある様にみえる。やはり一身四手だったのだろうか?

足もとに目をやると、向かって右側に童子らしき姿が見える。向かって左側にも彫られていたはずである。摩滅したのだろうか。

また、向かって左下には鳥が彫られているのが確認できる。

このように見ていくと、両足の間には邪鬼の頭らしきものも・・・

この磨崖庚申塔は、青面金剛庚申塔の標準形に近い配置で彫られていたものでは無かろうかと想像する。