御祭神
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本 殿 |
比売大神(第一神座)応神天皇(第二神座)神功皇后(第三神座) |
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若 宮 |
若宮 若姫 宇礼 久礼 |
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北辰社 |
産霊神(むすびしん) 菅原道真公 |
御由緒
奈多の地は、海路の要津、比売大神発祥の霊地であるとともに応神天皇滞在なりし故に、聖武天皇天平元年、宇佐宿称公基に勅して新たに社殿を造営せめた。
これが本宮の創祀である。宇佐八幡宮が小椋山に創祀されて五年後のことである。
一条天皇永延二年、この宮は、初中後にわたり。最上の八幡であると叡感きしまして『日本最上八幡初中後廟』の額を大宮司奈多国基に賜わる等、代々朝延の御尊崇は極めて篤いものがあった。
これより前、称徳天皇天平神護元年、託宣によって「宇佐行幸会」が始る。
勅使が下り、恩赦が行われる国家的行事であった。堀河天皇から後花園天皇迄累々と奉じられる。
下剋上の戦国時代、奈多宮は、奈多城を築く。奈多鑑基、鎮基は大友氏の外戚の所以を以て寺社奉行となる。爾未、細川、小笠原、松平 各藩主代々の崇敬篤く広く世人の崇敬を集むるも、その起源をたどれば国土、海上の荒ぶる霊を鎮撫する大神として農業、漁業、土木建築に従する人々の蒙る御恩沢浅からざる外ならない。
明治五年 県社に列せらる。 |
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御祭厄
一.宇佐行幸会 |
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宇佐宮、奈多宮両宮における最大の神事。称徳天皇天平神護元年に始り 元和二年 細川忠興公再興をもって途絶、その復興が望まれている。 |
一.放生会 |
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境内林南端に「御の池」がある。御神行祭後放生祭が斎行され生魚が放され、天地の生命に感謝して鎮魂の行事が行われる。 |
一.神場行幸 |
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四キロ離れた住吉・神場に行幸する。奈多宮聖地の一つ。
現在、卯・酉の年の六年に一度斎行する。 |
祭 日
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一月 元旦 |
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歳旦祭 |
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二月十一日 |
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建国祭 |
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四月 五日 |
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例祭(神幸祭) |
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六月三十日 |
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大祓 |
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八月 七日 |
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夏越祭(御舟替) |
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十月十五日 |
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放生会(中秋祭) |
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十一月十五日 |
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七・五・三祭 |
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十一月二十三日 新嘗祭 |
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新嘗祭 |
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十二月三十一日 |
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年越祭 |
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