usa8-5t.html    第5回「八幡文化を訪ねる旅」 
           付録・・杵築市 奈多八幡宮
202年9月7日
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奈多八幡社杵築市奈多229


境内説明書き転記
御祭神
本 殿 比売大神(第一神座)応神天皇(第二神座)神功皇后(第三神座)
若 宮 若宮 若姫 宇礼 久礼
北辰社 産霊神(むすびしん) 菅原道真公

御由緒
奈多の地は、海路の要津、比売大神発祥の霊地であるとともに応神天皇滞在なりし故に、聖武天皇天平元年、宇佐宿称公基に勅して新たに社殿を造営せめた。
これが本宮の創祀である。宇佐八幡宮が小椋山に創祀されて五年後のことである。

一条天皇永延二年、この宮は、初中後にわたり。最上の八幡であると叡感きしまして『日本最上八幡初中後廟』の額を大宮司奈多国基に賜わる等、代々朝延の御尊崇は極めて篤いものがあった。

これより前、称徳天皇天平神護元年、託宣によって「宇佐行幸会」が始る。
勅使が下り、恩赦が行われる国家的行事であった。堀河天皇から後花園天皇迄累々と奉じられる。

下剋上の戦国時代、奈多宮は、奈多城を築く。奈多鑑基、鎮基は大友氏の外戚の所以を以て寺社奉行となる。爾未、細川、小笠原、松平 各藩主代々の崇敬篤く広く世人の崇敬を集むるも、その起源をたどれば国土、海上の荒ぶる霊を鎮撫する大神として農業、漁業、土木建築に従する人々の蒙る御恩沢浅からざる外ならない。
明治五年 県社に列せらる。
御祭厄
一.宇佐行幸会
宇佐宮、奈多宮両宮における最大の神事。称徳天皇天平神護元年に始り 元和二年 細川忠興公再興をもって途絶、その復興が望まれている。
一.放生会
境内林南端に「御の池」がある。御神行祭後放生祭が斎行され生魚が放され、天地の生命に感謝して鎮魂の行事が行われる。
一.神場行幸
四キロ離れた住吉・神場に行幸する。奈多宮聖地の一つ。
現在、卯・酉の年の六年に一度斎行する。

祭 日
 一月 元旦 歳旦祭
 二月十一日 建国祭
 四月 五日 例祭(神幸祭)
 六月三十日 大祓
 八月 七日 夏越祭(御舟替)
 十月十五日 放生会(中秋祭)
十一月十五日 七・五・三祭
十一月二十三日 新嘗祭 新嘗祭
十二月三十一日 年越祭

市杵島と鳥居

新しい鳥居の額は「奈多宮」

古い鳥居の額は「八幡奈多」

楼門(寛永19年木付城代永岡興長寄進)

拝殿

拝殿

末社 妙見社

末社 恵比寿社 大日社

末社 稲荷社 諏訪神社

末社