人生初の電気自動車を買ったとき、販売店で電費の良い走り方と称する紙を
いただき、説明を受けた。電費の良くなる乗り方のポイントは、「なるべく
上り坂を避け、平坦か下りの道を選んで走行すること」だった。多少腹が立
ったが黙って聞いた。
世の中、そんな甘い夢のような道路は無く、下りがあれば上りがある。
人生も同じ。企業も同じ。液晶で一世を風靡したシャープも上りが続かず下
って、ついには液晶を捨てた。
今度は世界的な企業で、ダントツを上り続けていたインテルとテスラが下り
始めた。
やっぱ、上りがあれば下りがあって、上り方下り方をどう上手く転がすかが
ポイント。要は甘い下りや平坦な道も人生も企業経営も無いって事かな。 |
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