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田舎/12月4日

農業基盤の維持管理を目的に「中山間地域等直接支払制度」や「多面的機能支払交付金」

といった制度がある。

農業をする元となる水田や畑や農道、水路を地域での維持管理改善を期待し、その活動費

を出しますよ・・という仕組み。

我が地域でも取り組んではいるが、難解なルール、煩雑な手続きや報告書の作成が結構な

負担と感じて役目を引き受ける人材探しに一苦労。

農業に携わっている地域住民の高齢化と減少が一つの要因。若い人も多少はいるが、働き

に出ており、地域の活動に参加する余裕はほぼない。

それでも、地域の農業環境や景観の維持は必要と感じてはいるのでこの仕組みは利用して

行きたい。また、このような仕組みを利用することで災害時の復旧にも活用できる。

さてさて、どう進めればいいのか、仕組みを維持していく方法があるのか?

私思うに、金をばらまく仕組みは出来たが、うまく運用していく仕組みになっていないよ

うに思う。

農林水産省のホームページを開くも、膨大な資料が張り付いていてそれを読み理解するに

は気が遠くなる。地域行政も十分現状を認識しているとは思い難い。金だけばらまいて実

績と喜んではいないだろうか。