←top kodomo-onie-e 丸小野子供修正鬼会
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2010/02/14

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災払鬼
鬼とタイレが手をつなぎ輪になり松明を持って回る。
三三九度の法
鬼とタイレが松明を振り回し三三九度の法を修ずる。

災払
善男善女の頭を松明で軽く叩いて回る。
悪魔払
鬼が松明で参拝者の足元に火の粉をつけて無病息災を祈る。


子供達の鬼会は、事故も怪我もなく無事午後7時50分に稲荷権現前での祭事をすべて終了した。

子供達が演じた鬼は、この瞬間に元の子供に戻って、元気よく真っ暗な参道を競う様に走り下って行った。

そんな子供達と一緒に走って下りながら、今日の感想をたずねると、「楽しかった。」と返事が返ってきた。きっと来年も元気な鬼へ変身してくれるだろうと思います。

子供達は、盃の儀で神と合体し、鬼の様な強い力を得、すべてを救う力を持つ。この鬼が、この神事に参加した民を松明で加護し、無病息災、火防、五穀豊穣をもたらすと信じる。
今年も無事に子供達の鬼による神事が終わった。少し雨がパラついたが、まあまあの今日であった。

斉会
子供達は、この後座元の家に戻り、タイレや村人が今日の神事が無事おわった事に感謝し、護符をいただく。

私は、斉会を見届けることなく帰路についた。その頃には、雨も少し強くなり、車のワイパーを動かす程に成っていた。

村人の信仰心でこの行事が今日まで続いているが、それを支える村人の高齢化が進んでいる。いつまでも続いて欲しいと願う。・・・