T-1gg 国東半島峯道ロングトレイル T-1 を歩く 2015/1/31

大山川沿いを大山観音岩屋を目指す

大山観音岩屋に到着



蓮の華を持った石造観世音菩薩立像

大山観音からは、来た道を舗装道路へ戻る事をお勧めします。川沿いに100m程のぼり、壁沿いに鋭く右折して尾根を越すルートがありますが、分かりにくい。また、川を渡る道がなく、川石の上を渡りますが、滑って危険です。


危険です。落ちないように渡りましょう。

全員無事に川を渡って奥愛宕神社へとのぼっていきます。

愛宕宮の額束

奥愛宕社(愛宕大権現)  説明看板転記
奈良時代の養老六年(722年)の鎮座と伝えられます。この辺りは古くから修験者の修行の場とされており、神聖な地とされていました。
祭神は、火産霊神(ほのむすびのかみ)とされており、毎年7月には下の垢離場で身を清めた堂主が、地名となっている空木を使って火を起こす神事が行われます。
御神木はケヤキでその胴回りは3.5mの大木です。
また拝殿横の木は胴回り1.5mもあり、大分県一の榊ではないかと思われます。

空木
この辺りの地名でもあり、この木の材質は非常に堅く、金釘の代わりに木釘として使われ、幹の中が空になっていることからウツギの名が出たと言われます。
なおこの空木はこの付近に自生しており、かっての修験者がこの木の特性を生かして火を起こしていたことから地名になったと伝えられています。

愛宕地蔵堂 六郷満山峯入り古所 第四十三番札所


奥愛宕神社への参道をのぼる

近くにお住まいの河野繁利さんが管理されている

奥愛宕社拝殿