国東半島峯道ロングトレイル T-2 を歩く 2014/12/26
  t-2gg

富貴寺  高山寺から約3時間
9時に高山寺の駐車場を出発して、12時に富貴寺下の駐車場へ到着しました。
3時間の道のりでした。・・少しスローペースだったので、健脚なら2時間30分ですね。

富貴寺駐車場で大勢の小学生に遭遇しました。国東半島のお寺を巡っているそうです。
皆元気いっぱいでした。

今日は、ここでお昼をいただく事にします。
このコースは、富貴寺にお昼頃到着する時間設定で高山寺を出発すれば、弁当無しでOKです。
ここには、ソバのいただける「旅庵蕗薹」や「富貴茶屋」、「ふきの里」があります。土日だったら、
橋の向こうでおいしいコーヒーやカレーもいただけます。

団子汁の定食をいただきました。

堀田さんは、午前中のみの参加です。 お昼を一緒にいただき、仕事のために離脱しました。


昼食をゆっくりいただいた。おおよそ40分ほど居心地の良い個の場所でお茶をいただきながらおしゃべりを楽しんだ。
そうそう、同行の佐藤さんが、団子汁にカボスを絞るとさらにうまいと、店主に無理なお願いをして、カボスを頂き、団子汁に絞ってみた。うん、なるほど・・いいね! さらに、佐藤さんは、ご飯に絞ると良いと言うのでやってみた。これは、私的には?悪くはないが、良くもない。・・ははは・・・

さて、そろそろ午後コースを歩きだそう。

富貴寺

太宰官内誌

富貴寺

【同書】に 本山分末寺蓮花山富貴寺云云 

【天明年中六郷山寺院名簿】に 國崎郷蕗村富貴寺 島原領 山門末 六所権現 本堂 寄付高二石五斗、山林一丁四方なり

【國人云】 富貴寺は田染郷蕗村にあり 寺は南向にして入五間、平三間半 本尊は不動尊なり 傍佛はコンガラセイタカなり 前後に山あり 聊下て右高處に講堂あり五間四面 本尊は阿彌陀佛 傍佛は観音勢至ノ二佛なり 養老二年に榧ノ木一本にて造れりと云 是より一丁登て右ノ方に六所権現ノ社あり 一間四方なり 杉林の中にあり

【院主目録】に 萬治山富貴寺院主高山境地院内證文明白也とある寺なるかなほよく考ふべし

豊後高田市観光協会ホームページより転記

富貴寺は平安時代に宇佐神宮大宮司の氏寺として開かれた由緒ある寺院です。
中でも阿弥陀堂(いわゆる富貴寺大堂)は、宇治平等院鳳凰堂、平泉中尊寺金色堂と並ぶ日本三阿弥陀堂のひとつに数えられ、現存する九州最古の木造建築物であり、国宝指定されている、まさに『仏の里くにさき』を代表する文化財です。

富貴寺大堂とその中に収められている本尊の阿弥陀如来像は970丈にも及ぶ一本の榧の巨木から六郷満山寺院を開基したとされる仁聞菩薩の手によって造られた、と伝えられています。
大堂内は極楽浄土の世界を描いた壁画が施されており、風化が激しいが、極彩色で描かれていたという調査結果から県立歴史博物館に忠実に再現されています。

他にも大堂の周囲には僧侶が修行のときに使用したとされる、梵字が刻みつけられた仁聞石や鎌倉時代の笠塔婆、室町時代の国東塔等があり、かつての富貴寺の繁栄ぶりを偲ぶことができます。


富貴寺を出発  午後のスタート


富貴寺を出発して、すぐ左手の駐車場から左方向の里道を歩きます。もちろん、舗装の県道を歩いても良いのですが、多少なりとも風情のある道をと思い、このコースとしました。

富貴茶として知られる、茶園の下です。 富貴寺から約1kmの距離です。

山王社
富貴寺から約1.5kmの地点です。地図では熊野神社と表記されていますが、鳥居の額には「山王宮」と刻まれています。



川内入り口   富貴寺から約2kmの距離です。  富貴寺から約40分

川内入り口から、風情ある山道をセンホウシセン入り口まで、約1.5kmを歩きます。ほぼ道なりですが、中間手当たりに溜池があります。