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川崎での仕事も予定通りに終わった。今日は、横浜の夜景でも撮影してみよう。一眼レフのデジカメではほとんど夜景撮影の経験がない。ISO感度を目一杯上げてどの程度の写真が撮れるのか試してみようと、重いカメラを持ってきた。 仕事は、5時きっかりに終わった。まだ高い太陽の日差しが薄い頭を焼くように射る。約1kmほどを歩いて川崎駅に着いたのが5時半だった。 時間があるので、茅ヶ崎あたりまで行ってみようかと電車に乗る。大船に着いてみれば、太陽はほとんど沈みかけている。茅ヶ崎まで行く時間はないと判断し、そのまま大船から折り返す事にした。 さて、どこから歩こうか?電車の中で考えているうちに関内の駅に電車が入った。ここで降りてみようと思った。駅を出ると良い感じの町の明かりと夕闇のコントラストとなっている。 薄暗い線路脇を桜木町の方向へ歩き出す。 |
午後5時30分 川崎駅前 |
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赤煉瓦倉庫も見たいが、ちょっと遠いか?大江橋手前から大岡川沿いに北中橋へと歩く。 川沿いの向こう岸に建つホテルのレストランの人影や窓の明かりや、川面に映る光を揺らぎを楽しみながら、歩く。時折潮の香りが港町である事を教えてくれる。 カメラを取り出して川面の光に向けてシャッターを切ってみる。 北中橋へ上ると、港未来地区のまばゆいばかりの光ファンタジーの景色が広がっていた。 |
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北中橋の向こうへ渡り、汽車道を歩く。若い女性が圧倒的に多くカップルの姿も目に付く。 そんな中を汗まみれのおじさんがカメラ担いで歩く姿は「怪しい」としか見えないだろうと、少々小さくなって歩いていたが、この夜景を撮影しているおじさん達も結構いる事に気づいて、ホッとした。 三脚を立てて撮影しているおじさん達の間に立って光の世界を吸い取ろうとシャッターを切った。 太陽は遠に沈んだが、湿度が高く蒸し暑い、すでにシャツは汗で重たくなるほど湿っている。 もう少し先まで行きたいが、シャツの汗が気になって、撮影どころでは無い。 目的は、デジカメの夜景撮影評価だから、このくらいで良いだろうと、勝手に切り上げる事にする。 |
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ちょっとそこらを歩きながら帰りの電車に乗る駅までと思いながら歩き始めると。きれいに照明された帆船が・・有名な帆船日本丸ではありませんか。 早速、撮影対象にしましょう。 で、帰りの駅は、私の後ろが桜木町駅でした。もう少し歩きたいのですが、この汗が気持ち悪くて・・ そろそろ9時近くになりますので、予約しておいた蒲田駅前のホテルに戻ります。目の前にあるヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルにしておけば良かったと後悔しています。一度予約画面に」まで行ったんですが、ちょっと高かったんで・・ |
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