|
 |
|
|
|
今日は、あいにくの雨。折角松山市内の観光でもと思っていたのだが・・・
思い直して、雨なら雨で楽しめる事があることに気づいて出かけた。
温泉である。どうせなら、少し贅沢に道後温泉本館の霊の湯コースを楽しんでみる事にした。
入浴券は正面入り口の入浴券販売所で購入する。
５つのコースから選ぶが、神の湯階下が大人４００円でもっとも安いが、石鹸付きタオルのレンタルが５０円となり、脱衣場のみ。お茶はセルフサービスで、使用後の湯飲みは洗って戻すのがマナーとのこと。 |
|
|
 |
|
|
|
それから、神の湯二階席が大人８００円。湯船は神の湯で、休憩所が二階の五十五畳ある大広間。
もちろん浴衣を着て十分に温泉気分を楽しめる。
風呂上がりにお茶とせんべいがサービスされるが、石鹸付きタオルが５０円となる。
もちろん、石鹸とタオル持参なら５０円は不要。
この近くの旅館やホテルに宿泊すると、小さな竹カゴに石鹸・シャンプーにタオルを入れた道後温泉本館セットを持たせてくれる。
もう二つのコースは、霊の湯のコース。霊の湯二階席は、大人１２００円。三階コースは１５００円。
霊の湯二階席コースは、タオルも浴衣も付いて、霊の湯への入浴となる。時間内であれば神の湯へも入浴出来る。 |
|
|
 |
|
|
|
湯上がりは、二階の広間でお茶とおせんべいがサービスされる。外の景色を楽しめ、火照った体を冷ます事が出来る。
霊の湯三階個室コースは、二階コースのせんべいが坊ちゃん団子１本となり、湯上がりの休憩が個室となる。
開放的な窓からゆったりと道後温泉本館を眺める事が出来る。また、時間も他のコースが１時間に対して、１時間２０分と超ゆったりとくつろぐことが出来る。
輪島塗の天目台に渡戸焼きの湯飲み茶碗でお茶をすすりながら、甘い坊ちゃん団子を坊ちゃんになったつもりでいただこう。
霊の湯を選べば、客も少なく道後温泉を堪能出来る筈・・私のお勧めです。 |
|
|
 |
| |
|
|
さて、私の感想だが・・何がこれだけの人を集め続けるのか？
う〜ん、難しい問題ですね。
歴史ある道後温泉本館の歴史的背景、すなわち夏目漱石の｢坊ちゃん｣が大きなエネルギーなのだと思うのです。それから、それを上手に使った宣伝と今にも坊ちゃんが現れそうな雰囲気をうまく残している事も・・・
松山市の観光資源としての位置づけと戦略がさらなる風を呼んで、ますます人を呼ぶ良い循環にあると言えます。・・・
それから、霊の湯の感想は、まろやかで実に気持ちいい温泉でした。少々時代を感じさせる脱衣場の居心地も良い。足を滑らせそうな超急な三階への階段も良い。もしかしたら坊ちゃんが下りてきそうな気がします。廊下の曲がり角から湯ばあばが・・なんて、想像させる楽しさがありました。
また来たくなる道後温泉本館霊の湯コースでした。 |
|
|
 |
| |
|
2008年5月13日 |
|