11時過ぎ、八幡浜のトンネルを抜けて八幡浜の街へ
到着した。町中を走ると「天ぷら」と「タルトの」看板
を多く見かける。天ぷらとは、魚のすり身を油で揚げた
もの。タルトは、薄いカステラ生地にあんこをのせて巻
いたロールケーキである。どっちもなかなかの人気。特
に天ぷらは、揚げたての熱々をつまむのが最高。
八幡浜市街から夜昼トンネルを抜けて松山自動車道へつ
ながる無料の関連道路へ乗る。すべてナビ様の言うとお
りに迷うことなく順調に松山へ向かって走っていく。
そうそう、そろそろ昼時。お昼は海鮮丼から四国名物の
うどんにしようと大洲で自動車道を降りることにした。
うどん屋を探して大洲の駅方向に走っていると「セルフ
うどん」の看板があった。夜昼トンネルの手前でも見か
けた看板だが、セルフの嫌いな私としては、フルサービ
スのうどん屋を探す。駅の少し手前で右側にうどん屋を
見つけた。行き過ぎたのでUターンしてそのうどん屋に
入った。
早速、私はかき揚げうどんを家内はかけうどんを注文し
た。 |
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まもなく運ばれて来たうどんは湯気が立ち上ってとても
旨そうな匂いがしていた。「熱いのでお気をつけくださ
い。」そう言って、小さなお盆にのせられたうどんを置
いていった。
早速いただく。熱っ・・なるほど熱い。寒さと空きっ腹
を手軽に満たそうとしたが、この熱さが邪魔をする。
一本摘み上げてはフーフーと冷まして口に運ぶ。はやる
気持ちで3本ほど箸に引っかけてすすり込んだら舌が火
傷した。慌てて水で舌とうどんを冷やす。アッチッ・・
もしかして、おれって猫舌だったのかな?
汗だくになりながら熱いうどんと格闘して空きっ腹と寒
さの両方を満足させた。熱すぎる温度を除けば申し分な
いうどんだった。うどんをすべて口に運び終えた頃には
おつゆは丁度良い温度になっていた。
腹を満たして、大洲から松山自動車道へ乗る。途中、ト
ンネルの補修工事で片側交互通行の規制があり、10分
程停められたが、交通量も少なくすこぶる順調に走るこ
とが出来た。 |
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