2006/5/3
仁王門の中で睨みをきかせている。
登山用リフトで羅漢寺へ向かうとこの仁王さんには会えない。
この仁王さんに会うには自分お足で上りましよう。
仁王さんの下半身は踊っているようにも見えるし腰掛けているようにも見える。
さて、作者はどう意図したのだろう?
一般的な仁王さんの持ち物である金剛杵は無い。体も筋肉質の勇壮な力士風では
なく、ほっそりとした胴体が特徴的である。
説明書きには、以下のようにある。
仁王門
室町時代に建立され「羅漢護国寺」の扁額は当時の将軍、足利義満よりおくられ
たものです。
その後延享三年(1746年)に屋根及び柱などの基礎部分が修復されました。
現在でも柱の下方にその修復部をみることができます。
昭和一八年、羅漢大火災の難を免れた貴重な建物です。
本耶馬渓町 羅漢護寺会
仁王像
寛延四年(1751年)に建立され、製作者は化人(僧という意味)と記されて
います。
正面に向かって
右側が阿形(高さ220センチメートル)
左側が吽形(高さ245センチメートル)です。
この吽形の大きさは、国東の両子寺にある仁王像の大きさと同じです。
本耶馬渓町 羅漢護寺会
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