2006/04/15
梅遊寺畑の地名が示す梅遊寺の所在地。
並石ダムから急に駆け上る坂の途中にある
ひっそりとした山陰の寺。
山道は民家の庭先をめぐって寺へと続き、
その山門の前に小さな仁王さんが参拝者を
迎えてくれる。
身の丈は1mほどの小さな仁王さんだが、
彫りは深く迫力を感じる。
残念だが、腕が欠損し首もコンクリートで
継がれている。
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訪れた今日、境内の木にはウグイスがいい
声でさえずっていた。
桜は遠に散って、葉の美しい色が楽しめる。
梅は小さな実をつけ始めている。
もうすぐ花を開かせんばかりのシャガが朝
露をキラキラと輝かせている。
誰もいない梅遊寺の境内で私独り占めの時間
が気持ちよく流れて行く。 |