吉田光由の墓を探訪中に発見した。
墓地に続く道の途中に、六地蔵と共に一体の仁王さんが立っていた。小振りだが、なかなかの造形は、香々地の石工で有名な板井氏一門の手によるものだろうか。
やや丸みを帯びた柔らかい造形だがなかなかの迫力を感じさせている。
大きさは、像高60cm程で口をへの字に結んだ吽形像である。左手は腰に当て、右手は開いて前に突き出している。一般的な金剛杵は見あたらない。
足は、コンクリートで固められている。
想像するに、薬師堂か地蔵堂かの堂宇があって、その前に立っていたのではなかろうか?吽形はどこへ行ったのだろうか? |
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