suc2c1q.htm ・・・・・ 上小原 天神社参道脇の仁王石像    2005/1/30


国東町上小原。国道213号線から山方向へ上り、オレンジ道路を横切って
その上が上小原地区。

どんどん車を進めると上小原の奥にある神社へ突き当たる。ここからさらに
進めば武蔵の狭間川へと続き、そこから数100下の道を山方向の道へ進め
ば赤松川の利生寺の前にぬける。

仁王の目印にお教えいただいた天神社は、さらに100mほど手前にある民
家の間に細い参道のわきにあった。

車では通りすぎてしまうほど小さな参道が民家の間に隠れている。
さらに、仁王さんは民家の裏に目立たなく立っていた。

二度や三度は道路を上り下りしたが、全く気づかなかった。昨日のK-planさ
んに連絡をいただき、今日の撮影となった。

身の丈は、ほぼ私と同じくらい。丸彫りの石造で、手には道具を持っていな
い。いや、持っていたのが欠け落ちたのかもしれないが、今は何も無かった。

形は金剛力士像。台座には慶応2年丙(1866年ひのえ)と彫られていた。
地域の人々によって献上されたもののようで、多くの名前が台座に刻まれて
いた。
足下には菜の花が、頭上には梅が開きはじめていた。暖かい小春日和の今日
だった。