国東町上小原。国道213号線から山方向へ上り、オレンジ道路を横切って 
            その上が上小原地区。 
             
            どんどん車を進めると上小原の奥にある神社へ突き当たる。ここからさらに 
            進めば武蔵の狭間川へと続き、そこから数100下の道を山方向の道へ進め 
            ば赤松川の利生寺の前にぬける。 
             
            仁王の目印にお教えいただいた天神社は、さらに100mほど手前にある民 
            家の間に細い参道のわきにあった。 
             
            車では通りすぎてしまうほど小さな参道が民家の間に隠れている。 
            さらに、仁王さんは民家の裏に目立たなく立っていた。 
             
            二度や三度は道路を上り下りしたが、全く気づかなかった。昨日のK-planさ 
            んに連絡をいただき、今日の撮影となった。 
             
            身の丈は、ほぼ私と同じくらい。丸彫りの石造で、手には道具を持っていな 
            い。いや、持っていたのが欠け落ちたのかもしれないが、今は何も無かった。 
             
            形は金剛力士像。台座には慶応2年丙(1866年ひのえ)と彫られていた。 
            地域の人々によって献上されたもののようで、多くの名前が台座に刻まれて 
            いた。 
            足下には菜の花が、頭上には梅が開きはじめていた。暖かい小春日和の今日 
            だった。 | 
           
        
       
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