2003/02/22

安岐町両子地区／神社の仁王像

安岐町塩屋、安岐－豊後高田線の起点から両子山を目指して１７kmほど走ると左手に神社がある。途中、瑠璃光寺や三浦梅園旧宅を過ぎて両子地区の中央あたりと思う。
のんびりと景色を楽しみすぎると見落としてしまいそうになるので注意が必要。

仁王は少しだけ小降りだが、身の丈は１ｍ８６cm。きめの細かい彫刻が特徴だがやや図太さに欠けているようにも思える。
残念なことに苔の量が多すぎて表情がつかみにくい。口の中には赤い彩色の跡も見られるが、当初からか、近年に施されたのかは不明。

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細やかな細工の彫りが災いして、そのすべてを見ることが出来無いのは残念。
羽衣のような気をあらわす背景も繊細が故に折れてしまっている。顔つきは鋭く、怖さを感じる。目は銅の板でたたいたものがはめ込まれている。これが、さらに不気味さを強調している。