清水寺    

sub7h01   2002年4月


大分空港から県道34号線を走り、約20kmで波多方峠。
ここから、県道31号線を右方向に1.8kmで大田村役場へ
到着する。さらに、県道31号線をそれ、石丸川の右岩を
1.4km走ると再び県道31号線へと合流する。県道31号線
への直前に桂川にかかる朱塗りの橋を渡る。朱塗りの橋にたもと
には仁王石像が一対、厳つい顔で睨みを効かせる。橋を渡り、
県道31号線を右手に500mほどで田原小学校となる。小学校
の手前に宝陀寺と清水寺の案内書きが有り、これに従って山方向
の急な道を上ると、正面に宝陀寺、右手に清水寺が確認できる。
境内の石板に書かれた由緒を読む限りでは、清水寺の僧坊の一つ
が後に宝陀寺となったとも読める。
小さな案内板に比例する小さな山門と寺らしからぬ建物が見える。
宝陀寺の国東塔から100mほど。
小さな山門をくぐると、その山門の柱の部分に像高50cm程の小
さな木造の仁王が睨みを効かす。・・と言いたいところだが、何と
も優しい顔の仁王が迎えてくれる。
境内は、しっとりと苔生し、名水が涌く、何とも落ち着く空間で有
る。