曹洞宗寶泉寺

sub7e14 2001年3月



 堅来の港から1.5kmほど入り込むと、堅来川の向こうに寶泉寺
が満開の梅に包まれて見える。
田んぼの中の道をゆっくり歩きながら、春の空気の暖かさを感じな
がら、堅来川の水音を聞きながら、寶泉寺へ上り着く。
今日3月3日は、梅が爽やかな香りを境内いっぱいに放っていた。
梅の花に華やかに飾られた境内には私一人が独占するにはあまりに
も贅沢な空間だった。
しばらく梅を楽しんでいると、ご住職が戸を開き、声をかけていた
だいた。
ご住職の誘いの言葉に甘え、図々しくも本堂へあげていただき、奥
様手製の甘酒をごちそうになりながら、・・一時期無住だった事、
ご住職が国見町の萬福寺から婿養子でこの寺へ来た事、等々小一時
間にわたって話を伺った。帰りにはご住職がお書きになった達磨大
師の墨絵と観音様の仏画をいただいた。
奥様とご住職の写真を撮らせていただいたので、近いうちに写真を
届けようと思う。・・・ご住職は86歳・・