峨眉山文殊仙寺 |
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sub7c18 2000年8月 |
国東町文殊 峨眉山文殊仙寺・・開山は648年(文化4年)で、中国唐時代 仏教の五大霊場の一つである五台山より迎えられるた文殊師利菩薩 をご本尊に安置した役行者の開基と伝えられている。このご本尊は 秘仏で十二年ごと卯年の春の大祭に開帳される。 文殊菩薩は諸菩薩の首位におかれる大吉祥菩薩で、衆生の知恵と福 徳円満の力を授ける知恵の母であり、”三人よれば文殊の知恵”の 発祥地で日本三文殊の一つとして広く知られている。 遥か四国・中国地方を展望できる瀬戸内海国立公園の景観と、数多 くの重要文化財がある境内の史跡は、天然記念物に指定された大自 然林に囲まれ、奥の院岩窟から湧き出る霊水は”知恵の水”と呼ば れ人々に古くから信仰されている。 悠々閉々・・国東半島を一周する国道213号線の富来から約10 km車で15分、奇岩怪石に囲まれた仙境一帯の大自然は「日本の自 然百選」にも選ばれ、国東随一の古刹の法灯を時代の波に押し流さ れることなく、今日まで伝え続けて来た。駐車場から約300段の 石段を登りはじめると、参道の左右に点在する石仏と森閑とした透 明な空気が出迎えてくれる。静寂に身をまかせると普段見えないも のが観えてくる。「止観」とは、雑念を払いすて宇宙の真理を悟る 天台宗の座禅のことである。希望すれば座禅も写経も体験すること ができる。 境内には、600年前の仁王石像をはじめ、十六羅漢像・梵鐘・日 本一の高さを誇る宝僅印塔など数多く、寺周辺をトレッキングする 遊歩道(約1時間)もあり楽しむことができる。宿坊もあり、四季 折々の自然の恵みをたっぷりと使った手作りの精進料理が味わえる。 (食事のみでも予約できます。御希望の方は、前もって申し込み下 さい。) ・・・パンフレット転記 |
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