医王山丸小野寺

sub7b09  2000年9月


 六郷満山中山末寺医王山丸小野寺(天台宗)国東六郷満山霊場め
ぐり第十六番札所当山は養老二年仁聞菩薩の開基にして字岡の東に
堂宇有り中山東光寺と号す。
大友争乱に焼灰しひさしく興廃してその星霜幾歳を経えるや知らず。
寛文年間に至り当字(矢治拂)の出身大楽院豪全法印の中興にして
現在の屋敷に再建し医王山丸小野寺と改称せり、尚本堂に不動明王
を祀り薬師如来を現在の講堂に安置す。

文化財(講堂)
  本尊 薬師瑠璃光如来
  脇侍日光、月光菩薩木座像(六十糎)
  十二袖将木立像(三十糎)
(本堂)
  不動明王、釈迦如来木座像(三十糎)
  観音菩薩、毘沙門天像