海寿山 心月寺 臨済宗

sub7a18 2000年8月


 安岐町塩屋地区の山あいに建立されており、この地域の人に聞か
ない限り到底たどり着け無い。安岐ー豊後高田線の起点から5百メ
ートルほどの所を左折し、そこからさらに5百メートルほどで参道
の入り口に到達する。細い参道を少し歩くと山門の前に小ぶりの仁
王像が迎えてくれる。小ぶりだが国東半島のどの仁王さんより凛々
しく感じる。山門の上の鐘楼にはタマネギがぶら下がり、何とも生
活を感じる寺である。
広いとはお世辞にも言えない境内には小さな池があり、訪れたとき
は睡蓮の白い花が咲いていた。
残念ながら、住職はこの寺には住んでおらず、おばあさんがこの寺
の留守番をしていた。