興國山護聖寺 曹洞宗

sub7a04 2000年8月


 安岐町朝来・・富清から山越えの道で朝来の谷へ出るとすぐに興国
山護聖寺があらわれる。国東六郷満山霊場第15番札所護聖寺
護聖寺は六郷満山山中十ヶ寺であった当時は、般若経の講端所であっ
た。
春再興して禅の曹同州洞派を奉じ現在に至る古刹である。本寺は大分
県最古の板碑二基(県指定文化財)その他石殿、宝篋印塔、一石五輪
塔(町指定)、等の石造美術品が寺の周辺に散財する。県指板碑の一
つは碑面に弥陀、観音、勢至、三尊の種子(キリク・サ・サク仏を表
す梵字)と正応四年(1291)卯月二十七日孝子敬白の銘、他の一
基も同じ種子と嘉歴四年(1329)十二月九日の銘がある。燈籠塔
は参道の向かって右にあり塔身に十王像と地蔵像が刻まれている。
(安岐町教育委員会説明書き転記)