ずっと信用して使っていたデジタルテスター。
値段的には千円程度なのでそう高精度だとは思ってはいなかった。
されど、デジタル製品だから、安価な部品でもそこそこの精度は出ているだろうと
思って使っていた。さらに言えば、精度が必要な使い方はしていなかった。
バッテリーを交換して、自然放電で端子電圧がどう変化するかを追いかけ始めた。
フル充電で13.2Vだったが、2日目で12.5Vと急降下し、その翌々日には元の
電圧に戻った。何が起きたのか?それとも正しい測定値なのか?原因を調べ始めて
端子電圧が低い測定値は異なるテスターで測定していたことが判明した。
校正検査済みの定電圧電源を準備し、出力をテスターで測定したら、0.8Vほどの
差があることがわかった。6%の誤差は大きい。さて、これって許される誤差なの
か?測定器である以上、誤差は2%以下で無いと信頼できないよね。 |
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