不知火とタロッコオレンジを植えた。
その手入れをしていたら、ミカン農家の先輩が通りかかり、私の植えた苗木を見て、車
を停めた。
「あらあら、剪定ばさみを持って来い」と私に言うなり、木の前に立って眺めている。
はさみを取りに帰り、そのはさみを先輩に渡すと、パチパチと枝を切り詰め、さらに、
これは不要な枝、ここから切れば、丈夫な新しい芽が出て樹勢が強くなる。この枝は先
を止めなければ、花が咲いて、木の勢いが止まる。
そのように、私に教えながら、あっという間に1本の剪定を終えた。それから肥料は、
幹の近くには撒かず、根を広く張らせるように、少し離して撒く。毎年、少しずつ幹か
ら離して、根を広く引っ張り伸ばす様に使うこと。
根は、栄養を求めて伸びるので、幹の近くに施肥すると、根が伸びなくても栄養を吸収
できるので、ひ弱な根となり、木の生長も悪いとの事。
ちょっとの間に沢山の事を私に教えていただいた。・・ありがとうございました。 |
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