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行動と結果/4月18日

大方の行動には狙う目的がある。同じ行動も狙う目的が異なる場合もある。

以前、どこかで見かけた論争だが・・・・河川の河床に生えた蘆を刈るのは、

大水が出た時に、水の流れを葦が遮らないように刈る。そして焼却する。焼却

すれば、火曜に棲む水生昆虫などに影響を及ぼす。

葦を刈り焼却する狙いは、水害の防止。人の生活に主眼置いた行為。

焼却をしないと、その葦は河口に流れて海岸線に打ち寄せられて、漁業の妨げ

になったり、亀の産卵上陸の障害となる。

海に流される葦を別の視点で見ると、葦は、時間を掛けて微生物で分解され、

微生物の繁殖は小魚の餌となり、小魚を餌とする大きな魚を呼び、豊かな漁場

をつくっていく。

何を目的とするか?どの程度の時間軸で見るか?結構難しい。