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人間
/2月24日
大方の人間は、一生を終えると焼却されて、一部の骨を骨壺と呼ばれる
容器に収めて残される。
一人の人間が誰かの心の中に思い出として記憶され、骨の一部が物質と
して残される。
思い出が消え去った時、残された骨の意味も消えてしまう。なのに、な
ぜ骨を残すのだろうか。