何となくモヤモヤしていたので、もう一度分解してみた。
カムスプロケットをカムシャフトの軸に嵌合させるのだが、カムチェーンの
長さに余裕が無く、かなりの力で強引に嵌めていた。
世界のHONDAがこんな作業性の悪い設計をする筈は無いと思いながらも
既に3台のエンジンで5回の同じ作業で同じ状況を経験した。だからそんな
ものだと思えば良いのだが、やはり納得が行かなかった。
今日は、チェーンのすべてが目で見える状態にして作業をしてみた。
結果は、クランク軸のタイミングスプロケットからチェーンが外れた状態で
作業をしていたので、当然チェーンの長さが足りない状態となっていた。
無理矢理作業を続けて、強引に回転させれば、外れていたチェーンはタイミ
ングスプロケットに納まる。・・・なんといい加減作業をしていたのだと強
く反省した。納得するまで確認する事。これぞ学ぶ事なんだろうとあらため
て思う。 |
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