sub1e605

学ぶ/4月6日

何となくモヤモヤしていたので、もう一度分解してみた。

カムスプロケットをカムシャフトの軸に嵌合させるのだが、カムチェーンの

長さに余裕が無く、かなりの力で強引に嵌めていた。

世界のHONDAがこんな作業性の悪い設計をする筈は無いと思いながらも

既に3台のエンジンで5回の同じ作業で同じ状況を経験した。だからそんな

ものだと思えば良いのだが、やはり納得が行かなかった。

今日は、チェーンのすべてが目で見える状態にして作業をしてみた。

結果は、クランク軸のタイミングスプロケットからチェーンが外れた状態で

作業をしていたので、当然チェーンの長さが足りない状態となっていた。

無理矢理作業を続けて、強引に回転させれば、外れていたチェーンはタイミ

ングスプロケットに納まる。・・・なんといい加減作業をしていたのだと強

く反省した。納得するまで確認する事。これぞ学ぶ事なんだろうとあらため

て思う。