sub1e213
記憶
/12月3日
さっきまで背負っていたリュックが見当たらない?
う~ん、記憶に無い。
若かりし頃はこんな事は無かった・・ような・・無い!
さて、リュックはどうでも良いが、財布も免許証も健康
保険証も・・・オオッ、ここらは記憶にある。異常か正
常か良く分からなくなった。しばらく考えて、己の歩い
た道筋をたどれば、赤いリュックが口を開けて待ってい
た。