いつもの道を走っていたら道路の端にサルがいる。
少しサルに寄せてみたがこちらを見もせずふてぶてしくじっとしている。
左のフロントで視界が遮られる直前までサルの動きは確認出来なかった。
通り過ぎて、バックミラーをみたがサルの姿はなかった。
ふてぶてしくて素早い。
普段は集団生活をしているのだろうが、オスは群れを離れて修行に出るそ
うだ。高崎山の集団あたりから修行に出たオスザルだろう。逞しくなって
次のボスの座を狙えるようになったら高崎山に戻るのだろうか?
それまでは、ここらで悪さを繰り返す離れザルとして厄介者扱いされる。
農作物を荒らしたり、人家に忍び込んで食べ物を漁ったり、時には子供や
老人など多少弱そうな人間にも襲いかかる。人間との争いの無いことを願
う。 |
|