あの美しい二次的景観の棚田を支えるのは石垣。
今日、その棚田の持ち主と畦道で立ち話をしていたら石垣に
関する貴重な話しを聞く事が出来た。棚田を維持して行くに
は、常に石垣の補修をしなければならない。その理由は棚田
に掛かる重力だそうだ。何の事かって? 昔は、棚田を耕す
のは人だったが、牛や馬になった。さらに耕耘機になって、
今は乗用のトラクターになり、田んぼの畦にかかる荷重がど
んどん増し、石垣にかかる負担が増えた。よって、棚田の石
垣が迫り出されて、補修の頻度が増加してきたのだそうだ。
ならば牛や馬とは行かないが、せめて小型の耕耘機にしたら
と言ったら、高齢化でそんな元気が無いと一蹴された。
高齢化は、石垣の補修も難しくして行く。美しい棚田の二次
的景観をどう守って行けば良いのか? |
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