今日、人生初めて選挙カーに乗った。今までの傍目では、候補者の名前を連呼する
だけで、政策は聞こえて来ないと思っていた。
選挙カーの運転手として一日つき合ってみると、・・・・
候補者の氏名を投票用紙に書いてもらうには二つの条件がある事に気付いた。その
一つは「政策」、もう一つは、「名前」。
さて、「政策」を、短い期間で有権者に伝え、理解してもらうのはかなり大変な作
業だろう。わずか1週間で、広範囲の人口密度の薄い地域で、街頭演説での政策説
明はかなりの難題。通りすがりの口約束の政策説明を誰が信用するだろうか。それ
よりも、過去の活動実績や行動や地域活動への積極参加が候補者の知名度であり、
信頼であり、信用であり、投票用紙へ氏名を書いてくれる条件だろう。
候補者と広い国東半島を回ってみて、その候補者が、どの程度地域に深く関わり、
貢献し、信頼や信用を得ているか。それぞれの地域に立ち、畑や田んぼや家から駆
け寄ってくる様子や、手を振る様子からその程度が見える。
選挙カーに乗って、名前を連呼し、手を振る選挙は、お祭りで、すでに真の選挙戦
は終わっている事を知った今日だった。 |
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