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慈悲/2月25日



賛成か反対か?話し合いは、その溝をさらに深く掘り下げる。話合えば話合う

ほど、溝は埋まるどころか深くなる。話し合いから折り合える例は少ない。

僧侶側の「慈悲」は、見事な一手と感心する。相手の行動を仏の広い心で許し

てあげましょう。・・と言う、超上から目線の解釈をもって僧侶側のメンツを

保った。と同時に、鋭い刃を振り上げたのではなかろうか。

「慈悲」の言葉に、反論のしようは無い。こんな凄い手があったとは。

さて、「慈悲」という鋭い刃を突きつけられた彼らはどうするのか?

ますます溝は深まった気がする。

小心者の私としては、深入りせずに良かったと、胸をなで下ろしている。

それでも、自己の考えは述べておきたい。期間限定で、みんなで一度観るって

事で、似つかわしく無ければ撤去、良いと感じれば継続展示でと思う、優柔不

断な私です。