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多数決/2月23日



「多数決」って、少数意見切り捨て感が残る。かと言って、少数意見を尊重

する事は、大多数が我慢する事となる。そうなると、何が落としどころか。

多数決で決め、大多数の人々は、自分たちの考えとは異なる少数意見のある

事を理解し、差別しない。また、その意味合いをしっかり考えて阻害しない

事だろう。少数意見者も、大多数の意見と己の意見のギャップを理解し、意

固地にならないことだろう。お互いを理解し合えることは無理と思うが、お

互いの考えや真意を知る事。また、将来考えや行為がより正しい方向へ向か

う切っ掛けとなるやも知れない。多数決は、同じ地域や団体・組織の中で過

ごすには重要・重宝な意思決定手段だろう。

我が集落では、多数決で決定したことを、少数派の人達が、行政への反対陳

情と言う形で、叩き潰した。地域外の大きな力を使って地域住民大多数の思

い・意見を潰して、少数意見を無理やり通した結果とした。

「意見を通すのは、多数決も地域外力を使うのも同じだろう。」が彼らの主

張だが、多数決以上に大きな痼りを残してしまった。