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視点と知恵/2月9日



世の中に同じような物が氾濫し、お互いの足を引っ張り合って

売値が下落する。その結果、より安い新興国の製品が売れて、

日本製が売れなくなる。さて、そうとも言えない現象が見え始

めた。そのひとつが、富士重工の製造するスバル。自動車は、

安心・安全・快適をいかに高い品質で安く提供するかが勝負の

鍵。それが各社ともこれ以上知恵が出ないと言わんばかりだっ

たが、安全の完成度がまだまだだったことをスバルが突いて知

恵を重ねた。視点と知恵でスバル車が評価された。

これからは、顧客が納得する知恵・アイデアを持って製品を提

案するかの時代と感じる。まあ、各メーカーともそんなことは

当たり前だと考え行動しているのだろうが、その目標・物差し

をどこに置くかで、勝負は決まる。頑張ろう日本。製造業の輸

出利益が日本の心臓。心臓を止めるな。